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TPPから離脱しようとするアメリカにはモンロー主義への復帰がちらついて見える

選挙期間中、過激で非現実的な公約をばらまいて来たトランプ次期大統領ですが、もしも彼が「オレは約束を守る男だぜ」ということを示すとするならば、TPP(環太平洋経済連携協定)からの離脱が最もありそうなパターンになってきました

このことは、第一次世界大戦の際に、アメリカが提唱していた国際平和機関、つまり国際連盟に、議会の反対により提唱国のアメリカ自身が加盟できなかったことを思い起こさせます。

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第一次世界大戦後モンロー主義に復帰したアメリカは、1920年代の繁栄を享受していくことになります。

トランプ氏の描く古き良き時代のアメリカへの復帰は、そんなところも念頭にあるのかもしれませんね。

1823年第5代大統領モンローによって提唱されたモンロー主義は、基本はヨーロッパ諸国との相互不干渉であり、アメリカはヨーロッパのことには口出ししないかわり、ヨーロッパはアメリカ(中南米含む)に対して口出しするな、というものです。

つまり、それはよく言われるような孤立主義で言い尽くせるものではなく、当時のヨーロッパのような大勢力の影響力を排除してアメリカの利益を追求するという要素を多分に持っています

どうですか。
アメリカはモンロー主義に復帰しようとしているのではないかと思えてきますよね。

アメリカがモンロー主義にかたよっていくとすると、それに応じて東南アジア及び西アジアでどのような動きが生じてくるかはかなり予想がついてきます。

そうすれば、日本の取るべき方向も見えてきます。
TPP不成立後に日本はどうすべきか、当然政府はシミュレーションしてますよね。
きっと、対応を考えてくれていると思いたい。
結構、急を要する対応が必要になると思いますので。

そして、モンロー主義復帰後のアメリカ国内がどうなるか。
保護貿易に走れば、大企業はほくほくでも民衆が苦しむことにもなるわけで、意外と早くほころびが来ることになるかもしれませんね。

先の読めない次期大統領ですが、モンロー主義に振れる政策をとりそうと考えれば、大筋で展開が読めて対応が決まってきます。
安倍政権には右往左往するマスコミに左右されないで、対応を検討しておいてほしいものです。